一般の方はケロイドというとやけどのあとのような醜い傷跡を総称して呼んでいますが、本当のケロイドというのは最初は小さいおできができただけだったのに、いつの間にか蝶が羽根を拡げたような形になり少しずつ大きくなるものを指します。かといってガンのような悪性のものではないのですが決め手となる治療もみつかっていないのが現状です。私は愛知医大病院で主にステロイドの注射とレーザー照射の併用による治療を試みてきましたが今までの経験から得られた結論は以下のことです。
- 以前からかゆみや痛みがあったにも関わらず治療を受けていないか、もしくは継続した治療を受けていない患者様が以外に多い。
- ケロイドは確かに治りにくいが、辛抱強く継続した治療を行えば、ある時、急激によくなってしまうことがある。
- 少なくとも、痛み、かゆみは治療により軽快する。
- 小さいうちに治療するほうが効果的である。
以上のことからケロイドは小さいうちに、根気強く継続して治療を受けることが大切だということです。
当院では、ステロイドの局所注射と、ロングパルスヤグレーザーによるレーザー治療を実施しています。また、盛り上がった大きなケロイド、ピアス後のケロイドは、減量手術でよくなる可能性があります。



















